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売値<売上原価でも売る

■とある玩具メーカーにおいて

販売単価:1,500円
製造原価:1,800円

当然、差し引きはマイナスの300円となる。売れば売るほど赤字という事だ。
よくプレステXかプレステ3はスペックが高すぎて原価が高いにも関らず、
ユーザーがゲーム機に払う価格に限界があったため、売れば売るほど赤字だったのは
有名な話。


さて、今回の当メーカーにおいて、これは製造も販売も即座に中止すべきだろうか?
売るほど赤字なのだから、当然やめるべき、とも考えられるが、実は必ずしもそうではない。


費用の分け方として、
①変動費…売上と比例して変動する費用
②固定費…売上と関係なく一定額かかる費用


例えば、
販売単価1,500円
変動費600円
固定費1,200円(300万円の機械÷予定製造量2500個→一つあたり1,200円)

だとする。製造を中止しても固定費はかかるから、逆に製品一つ当たりに配分される固定費が上がるだけである。上記例では実は、一つ売るごとに1,500円-600円=900円の固定費を回収できていることになる。

ざっくり書いただけなのでもっと論点はありますが、つまりは「数字」ではなくて「数字の持つ本質」、例えば今回であらば製造原価の持つ本質を見ましょう、ということ。
赤字だから製造中止!は拙速なのです。勿論、黒字の出る、より優れた代替案があれば別ですが。

これが管理会計という分野です。
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